シャンティレイズ 私が見ている世界

スピリチュアルな日々を綴ります

映画ピンポン

映画ピンポンを久々に見たわ。

友情!青春!熱血!が好きならぜひ見てほしい映画よ。

 

もう20年も前の映画なのね。当時映画館に見に行ったわ。

 

中村獅童さんはこの映画をキッカケに知りました。

魅力的な役者が揃った中にも、獅童さんの役【ドラゴン】はそれはもう強烈なインパクトを放っていて「なに?この人?!!これで高校生役なの??」「これだけ存在感のある人が、なぜこれまでテレビに出てこなかったの?これで新人なの??( ゚д゚)」一緒に見に行った友人とビックリしたよね。

ジェット・リーの映画「スピリット」でも書いたけど本当に魅力的な俳優さんなのよね。

 

今回ブログに書くにあたって中村獅童さんの当時のインタビューを読んでみたわ。ドラゴンの役は強さの中にも品格が必要だと言われその辺りも意識されたと。

 

【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村獅童(48)(7)崖っぷち「ドラゴン」に救われ(1/2ページ) - 産経ニュース (sankei.com)

 

そうね、確かにドラゴンには王者の品格を感じたわ。

【武士道】というワードも出てきて、なるほどな~ドラゴンの敗北=死みたいな

(・∀・)

「生きるか死ぬか」の全く甘えのない…恋とか友情とか青春を彩る背景が全く見えてこない、人生卓球に全振り、命がけのあの気迫はここから来ていたのね、と。

 

高校生役なのに(笑)

 

ドラゴンのキャラは強烈かつ魅力的なので、いくらでも語りたくなるわ~。

 

そうそう、卓球部監督の竹中直人さん、オババの夏木マリさんもいい味出してるのよ。過去の傷を引きずりながらも未来ある若者にすべてを託すっていう。カッコいいわよねぇ。

 

この映画、配役がホントに見事。私は映画→漫画の順番に見たけど、やっぱり最高の配役だったなと思う。

 

今でも窪塚洋介=ペコ、井浦新=スマイルっていうイメージがあるしアクマ役の大倉孝二さんも、今見ても「あ、アクマ役の人だ!」って思うもんね。

アクマもすごく心に残るキャラなのよ。どれだけ努力しても叶わない才能があるということを知ったあと、それでもどうやって生きていくのか。年を経て見るとより一層心にズシンとくるものがあるわ。

このあたりは過去に書いたブログにも通じるものがあるから、良かったら読んでみてくださいね。

→ 目的を叶えるために手段を変える

 

そしてなんといっても窪塚洋介さん!やっぱり主役を演じるために生まれてきたような人。カリスマ性があるし今見てもめちゃくちゃカッコいい、少年漫画から飛び出してきたような人。

 

ただね、最近は「腸活」とか「新しい時代」とか、「目覚めた人達」とか‥ちょっとスピ的ワードが出がちで「選ばれし者」「分かってる俺」みたいなともすると選民思想的な感じがね。同じジャンルを志す私でも相容れない部分があるのだけど…

 

目覚めた俺、分かってる俺=他の人は目覚めてない、分かってないってことだからね。絶対的な正解はない、人間である限り自分だけが絶対に正しいなんてことはない、と考えている私にはそこは賛同できないのよ。

 

コロナは風邪です!とキッパリ宣言して、コロナが一番大変な時、医療従事者の方達が家族にも会えず、死に物狂いで働いていた緊急事態宣言中もノーマスクでワイワイやってたからね…そこは私にはやっぱり理解できなかった。

 

どんな信念があってもいいの。「信じる者の違い=溝」を「思いやり」でカバーすることはいくらでもできるはずだから。

(その辺りのモヤモヤはこちらのブログでも書いてます→スピリチュアルとコロナについて思うこと)

本当にカッコよくてほれぼれするんだけど、そういった意味で私が窪塚さんのファンになることは、今後もないのかもしれません。

 

さて、話が脱線しましたがピンポンはほんっとうにおすすめの映画で、人生のうち何度でも見たい映画のひとつ。興味があるけどまだ見ていないかたはぜひ見てみてください♪