道を極めた先に辿り着いたもの
ジェット・リーの映画
「スピリット」を久々に見ました
大好きな映画で もう何度見たかなあ・・・
インタビューから拝借すると
この映画は
ジェット・リーの武術に対する観念の集大成なんだそうです
【最後の武術映画】だと
その後も映画には出ているけど…違うのでしょうね
あくまで、この映画が彼にとって【最後の武術映画】だったのでしょう
長い長い年月を武道に捧げ
その人間性も併せ持ち
彼なりの境地に達したのでしょう
彼でなければ 辿りつけないし
彼でなければ 演じられない役です
カンフー映画が好きな方はおそらく知っている映画だとは思いますが
まだの方はぜひ見て頂きたいです
公開時より40分長い【完全版】も出ていてネットでレンタルもできますよ♪
以前の記事で「みんなで 世界を変えようぜ!」みたいな、周りを巻き込む熱さは苦手だ(笑)と書きましたが
外側へ向けた熱さじゃなく、内側と言うのかな
魂に熱い心を宿している人は心から尊敬します
誰かに認めてもらう必要もなく
アピールする必要もなく
自分が何をすべきか、自分の中に【答え】をちゃんと持っている
それを内に秘めているから、押し付けがましさがないのですよね
克己心
この映画を見ると、この言葉が浮かぶ
実際に映画の中でも【己に克つことが重要】というセリフが出てきますね
*克己心(こっきしん)・・・
自分の欲望や邪念を制し、甘えることなく、目標を目指して邁進しようとする、
そういう強い心持ちを意味する表現、克己の精神
ジェット・リーがリーリンチェイだった頃を知っている人はどれくらいいるのだろうか・・・少林寺とか撮ってた頃ですね
この映画、本当におすすめです
中村獅童さんもいい味出してますよ
眼力が凄いよね('Д')
そしてこの映画の最後の草原での美しい演武
ジェット・リーが、これまでどんな思いで武術と向き合い
そして
どこに辿り着いたのか
感じてみてください